平成24年産小麦 振り返り

今回は、
1.小麦の品種ごとの反収データ
2.小麦の検査実績
3.十勝農業試験場の作況報告
以上の3つの項目で平成24年産小麦の振り返りを行います。

1.品種ごとの反収について

表1 十勝管内における品種毎の反収

※「俵換算製品」は、「製品重量」を俵換算(60kg換算)したもの

製品率は全ての品種において87%以上となり、例年に比べると高めの水準になりました。
平成24年から奨励品種となったゆめちからの製品率は94.1%で、高かったことが分かります。

2.小麦の検査実績

表2は今年度の小麦検査実績の速報値(平成24年10月31日現在)、表3は前年度の検査実績です。
※平成24年産小麦 検査実績は速報値のため変動する可能性があります。

表2 平成24年産小麦 検査実績(平成24年10月31日現在の速報値)

表3 平成23年産小麦 検査実績(確定値)

※上記2表は北海道農政事務所ホームページより抜粋

表2と表3を比較すると、今年度は前年度に比べて全体的に品質が良い傾向にあります。きたほなみを比較すると、今年度は検査数量の1等割合が前年度より10%程度高く、規格外数量割合が10%程度低い結果となりました。(図1参照)

図1 23年産と24年産のきたほなみにおける1等と規格外の割合

一方、ゆめちからは製品率・94.1%と高かったのですが、検査数量に対する1等の割合は70.7%と、他品種と比べると低めの実績となりました。ゆめちからの検査実績は今年度からのデータしかないため、来年度以降の検査実績との比較が必要になってくると考えられます。

3.十勝農業試験場の作況報告

        ~「平成24年度 十勝農試定期作況報告 秋まき小麦」 より引用~

播種は平年より3日遅い9月26日に行い、出芽期は平年より3日遅かった。10月20日の生育は平年より少なかったが、越冬後の雪腐病及び冬損の被害は認められなかった。融雪後、5月上旬までは高温傾向に推移したため、生育は旺盛に進み、5月20日の生育は平年を上回った。5月下旬はやや高温に推移し、出穂期は平年より2日早い6月7日であった。その後の低温寡照により草丈は平年並となった。登熟は概ね順調に進み、成熟期は平年並となった結果、登熟期間が平年より2日長かった。穂数と千粒重は平年並であったが、1穂粒数が多く、子実重は平年比116%と多収で、検査等級は平年より優った。
以上のことから、本年の作況は良である。


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