第9回ビーンズ倶楽部総会

ビーンズ倶楽部の総会が4月13日(水)に行われ51名が出席しました。

 日 時:平成29年4月13日(水)14:00~
 場 所:とかちプラザ4階402講義室
 参加者:生産者32名、雪印種苗様2名、日の丸産業社様1名、ヤマチュウ16名、合計51名

 講演Ⅰ:「昨年夏の台風のまとめ 地球温暖化と北海道について」
      一般財団法人 日本気象協会 北海道支社技師 半田晋二郎様

 講演Ⅱ:「きな粉・乾麺で地域を活性化させる!」
      株式会社小田壱 代表取締役社長 小田琢一様

昨年夏の台風のまとめ 地球温暖化と北海道について

 日本気象協会の半田様に、昨年の台風とこれからの北海道の天候ついて、講演をして頂きました。昨年8月に発生した台風は、数自体は平年並でしたが、ひとつひとつが強い台風として発生しました。いくつもの条件が重なり、多くの台風が北海道に上陸することになりましたが、今後温暖化が進んだ場合でも滅多に揃わないレアなケースと話しておりました。
 今年の天候については、春と夏どちらも気温が高く、雨量は平年並みの予報のようです。特に夏の高い気温予報について、気象庁は自信をもって発表していると話しておりました。エルニーニョ現象については、発生の可能性はあるが北海道への影響は時間がかかる為、今夏への影響は出ないのではないかとのことです。今後の温暖化の影響では、冬の最低気温上昇が顕著になり、6~8月の降水量が増加しますが、年間降水量はあまり変化しないので、旱魃日数が増えゲリラ豪雨のような極端な天気になることが考えられるようです。
 温暖化の農業への影響として、豆類ではCO2増加の増収効果及び6~8月の降水量増加による品質低下、小麦では6~8月の雨天の増加により収量品質共に低下することや、これまでと違うタイミングでの農作業が考えられるようです。また、冬季の最低気温上昇により越冬可能な害虫の増加も懸念されるとのことです。
 天候による作物への影響は避けられないものなので、参加者は今後をイメージしながら聞いている様子がうかがえました。

きな粉・乾麺で地域を活性化させる!

 株式会社小田壱の小田様より会社の紹介をして頂きました。その後、きな粉や乾麺の製造についてお話頂きました。小田壱様は日本有数の穀倉地帯十勝に位置する会社として、農産物の加工品を全国又は世界へ広めることを使命に活動しておられます。
 きな粉製造においては焙煎がとても重要ですが、しっかり焙煎するほど油分が多く出て機械包装での加工適正を低下させる為、焙煎を浅くする製造業者もあるとのことです。コストダウンや作業能率を良くすることよりも、お客様に美味しいと喜んでもらうため小田壱様では豆の芯まで意識した焙煎を心がけている様です。また、大豆の魅力についても熱く説明頂きました。植物性の食品では他にない高タンパク性や高アミノ酸スコア、血糖値の抑制の働きをするサボニンを含むなど多くの魅力を紹介して頂きました。

事務局より

 今回の勉強会では、昨年の異常気象などで今後の天候が気になる中、日本気象協会の半田様よりこれからの参考になる話を伺うことが出来ました。また、株式会社小田壱の小田社長にはきな粉や乾麺の製造や大豆に関して、普段聞くことのできない貴重な話をして頂きました。会員の皆様も今年の作付において非常に意欲向上につながる会になったと感じました。


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